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TVUpack をほうほう堂で使ってみた。

TVUPack はデータカードをがつがつ使ってネット経由で映像を送るスーパーリュックです。正確にいうと、機械の詰まったリュックサックと専用レシーバのセット。スターコミュニケーションズさんからレンタルしました。街中を移動しまくるUstream配信作品「ほうほう堂@小金井のあちこちの窓」で使ってみました。

仕様と使用

これがTVUpackの送信用のリュック。

データカードがたくさん入っています。このときは、いつもより多めになっていたようです。
このデータカードに映像を分散させて送信し、受信側で合わせる、という仕組みのようです。

docomo, au, softbank の主要3キャリアにイーモバイル、WiMAX。
docomoはXi(クロッシイ)にも対応しているデータカードでした。

HD解像度のためには、イーモバイルやWiMAXなど3G回線以上のデータカードが使えるエリアが好ましいと思います。
が、今回のUstream中継はSD配信だったので3G主要3キャリアの電波が届くところ=携帯電話がだいたいつながるところ、であれば最低限の画質はクリアできるという印象です。

バッテリーは2つ。片方をとりはずしても、もう片方で動作します。なので取り替えれば連続動作は可能です。

しょったところ。約6kgです。(なんだか下側にしょってますが、それはスドコ側の仕様です)

カメラからの入力はHDMIを使いました。HD-SDIも対応しているようです。

3時間の作品で、自転車で移動したりもしました。これにB波のミキサーもショルダーバックでしょいました。
カメラも合わせて9kg弱。正直、これで自転車移動はかなりきつかった。。。

レシーバはUst中継局に設置。光回線で下り昇りともに70Mbpsを超える、早い回線だったので問題ありませんでした。
受信機からの出力はHD-SDIのみ。マシンに取り込むには、それなりのキャプチャカードが必要ですね。今回はBlackmagic designのUltraStudio 3Dを使いました。

実際にUstreamで配信した映像はさらに圧縮されているのでTVUPackの画質検証としてはお見せできませんが、画質自体はとても良好。なにより安定した動作をする、という点が嬉しいです。

一時、回線が不安定になった箇所はありました。そこは事前に実機での検証が出来ていなかった場所です。やはり実機での確認を事前にしておくと安心。
不安定な動作は、安定した回線下で送信リュック側を再起動することで解消されました。約2分。

TVUPack のすごさと重さ。

今回の作品で、テクニカル的に困ったのは「移動しながら」という点でした。
イーモバイルorWiMAX, Xi などの高速データカードを用いて配信することはよくあります。一カ所で立ち止まっての配信ならば、事前検証をちゃんと行えば大丈夫です。
でも移動しながらの配信ではデータカードが回線を見失うことも多く、安定した動作は臨めません。
しかも自転車移動。身軽でなければなりません。

いろんな方法を検討はしましたが、結局はTVUpack以外の解決策は見つかりませんでした。
この作品は、TVUPackなしでは実現できなかったといって言い過ぎではないです。

すごいです。

難点を上げるとすれば、
・出力がHD-SDIのみ。
・ちょっと重い。
これくらいでしょうか。
スドコの肩は、3日たった今でもちょっと腫れています。

Ustream配信はまだSDが多いので、コンポジットの入出力に対応したモデルがでるとすごくありがたいですね。
(スターコミュニケーションズさん、どうでしょう?)

次に使うときは、リュック係を雇うことも検討したい。
今後もお世話になるような気がすごくする、TVUPackでした。

XF105:Canon のファイルベースカメラ下位モデル、XF305 とココが違いました。。

XF105, もしくはXF100。アメリカのCanon が発表したファイルベースビデオカメラです。XF305 の下位モデルですね。まだ日本では発表になってないっぽいのですが、一足先にスペックを出してみます。

キヤノンの他のモデルと同じく、同スペックだけど業務用の機能が制限されてるモデルもある模様。XH-G1とA1、XF305 とXF300のように、XF105 とXF100 の2種類のモデルがあるようです。

  • MPEG-2 4:2:2 50Mbps Codec (Canon XF Codec)
  • Record to affordable Compact Flash Cards
  • Major NLE Software Compatibility
  • Genuine Canon 10x HD Video Lens
  • Canon Native 1920 x 1080 CMOS Image Sensor
  • Industry Standard HD-SDI Output, Genlock & SMPTE Time Code and Other Terminals
  • Multiple Recording Bit Rates, Resolutions, and Variable Frame Rates
  • Canon DIGIC DV III Image Processor
  • Built-in 3-D Assist Features
  • Infrared Recording
  • Brilliant Ergonomics
  • Large, 3.5-inch, 920,000 Dot LCD Monitor and EVF
  • Exceptional Customization
  • Workflow
  • Audio System
  • Additional Features

ネタもとの Canon U.S.A. : Consumer & Home Office : XF105 での表記はこのようになってます。

イメージセンサーはおなじ、有効ピクセル数も同じ、設定可能なフレームレートも同じ。
目立つ違いは、

  • レンズは18倍ズームのXF305 に比べて、10倍ズームに、
  • ファインダーがちょっと小さく。(XF305 は0.52インチ、XF105 は0.24)
  • LCD もちょっと小さく。(XF305 が4インチ、XF105 は3.5インチ)

この3つでしょうか。描写性能と操作系は基本的に同じようです。

で、上のスペックで気になる表記が。

Built-in 3-D Assist Features

3Dカメラはいまはパナソニックの独断場になっています。この機能はカメラ2台を並べて3D撮影する、ステレオスコーピックと呼ばれる撮影方法で、2台の同期を正しくとったりOIS(手ぶれ補正)を利用していい感じにする、というもののようです。よくわかりません。

なんにせよ、キヤノンも多少3Dを意識しているようですね。

XF305 はクロマキーでの抜けがスゴイという噂をよくききます。いまだにHDV なスドコですが、メインカメラのXH-A1 は非常に描写がよく、キヤノンカメラのすばらしさは身をもって感じています。

そういえば明日はSONY のNEX-VG10 発売日ですね。触ってみたいな。