とろろこんぶ の歌です。原発事故が起こったときのための歌です。放射能をもった物質(放射性物質)のうち、甲状腺に悪影響をもたらす放射性ヨウ素に対して、とろろこんぶを用いて対策ができる、というお話。
2007年、『アトミック・サバイバー』という舞台作品に携わったとき、この歌を何度も歌いました。この歌が出来たとき以上に、今、いろんな人に聴いてもらいたいと思い、関係者の許可のもとYoutube にアップしました。
この歌では、原発事故が起こった際、個人が取り得る対策を歌詞にしています。
何も起きないのが一番です。
でも、一度見ておいてほしいです。
トロロソング
作詞:西井夕紀子&長島確 作曲:西井夕紀子
VIDEO
原発事故が起こったら放射性物質がばらまかれます。
チェルノブイリ原発事故の際、甲状腺異常・甲状腺ガンが増えましたが、それは放射性ヨウ素の影響によるものです。放射性ヨウ素は甲状腺にたまり、長い間悪影響を及ぼします。
体内に蓄積されるヨウ素の量は決まっており、一定量以上になると蓄積されません。
なので、放射性でない安全なヨウ素をあらかじめ摂取しておくことで、万一放射性ヨウ素を摂取してしまった場合にも、体内にたまることなく排泄されます。
ヨウ素を多く含む食品の代表は、海草類です。特に、とろろ昆布。
もちろん、防塵マスクやてぶくろ、帽子など、そもそも放射能を体内に入れない工夫も大切です。
「とろろ昆布を食べても無意味」という意見もあるようですが、ヨウ素に限っては意味があります。放射性物質はヨウ素だけでなく、他の物質も多くあります。ヨウ素以外の物質に対しては「無意味」というのは真です。
が、事故の際にばらまかれる放射性物質のうち、放射性ヨウ素の割合は少なくありません。個人がとりうる対策としては、有意義なものかと思います。
ちなみに、とろろ昆布は食べ過ぎ注意です。
大人でも2~3g で十分なようです。
以下、作詞の長島確さんのツイートを転載します。
原発事故が起こったら
食べよう 食べよう とろろこんぶ
食べよう 食べよう とろろこんぶ
からだに入る
放射能ふせぐ
目にはゴーグル
鼻と口には防じんマスク
できた傷にはバンソウコウ
帽子 レインコート
手袋 クツ
クツの上にもポリ袋
目には見えない においもしない 放射能
原発事故が起こったら
こもろう こもろう コンクリート
こもろう こもろう コンクリート
コンクリートが
放射能さえぎる
閉じこもろう
窓とドアにはガムテープ
換気扇も忘れずふさぐ
水 食べ物
浄水器
水道も雨も危険危険
目には見えない においもしない 放射能
※2007年に初演された『アトミック・サバイバー』 (演出:阿部初美)の劇中歌です。
※とろろ昆布とヨウ素と放射能について、以下のサイトが詳しいです。
NPO法人 環境市民 – 【重要】放射能被害を防ぐために トロロ昆布を食べてください